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  諏訪の御柱祭 動 物      
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■ 御柱祭の概要
 

御柱祭(正式には式年造営御柱大祭という)は寅と申の年の七年に一度行われ、日本三大奇祭のひとつとされています。(前回は2004年、次回は2010年の開催)
山から樅の大木(本宮・秋宮一之柱が最も大きく、直径約1メートル、長さ約16メートル、重さ約12トン)を、上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮の四つの宮に各4本ずつの計16本を切り出し、地区分担で4箇所のお宮までを、「山の神さま〜・・・力を合わせて〜・・・ご無事で〜・・・おねが〜いだぁ〜♪」、「奥山の大木 里へくだりて神となるヨイサ」などと、木遣りやラッパに合わせて「ヨイッサ、ヨイッサ」の掛け声とともに氏子により曳行され、諏訪大社社殿の四方に建て(建て替え)御神木とする勇壮なお祭りです。
御柱祭は、4月に「山出し祭」、5月に「里引き祭」が行われ、「木落とし」・「川越し」・「建て御柱」などの見せ場が祭を盛り上げます。(下社には川越しはない)
里曳き祭では、「騎馬行列」や「長持ち」・「太鼓演奏」「・花笠踊り」などの出し物もお祭りを華やかにします。

 
 
2004年建立
本宮一之御柱
上社 本宮 上社 前宮 下社 秋宮 下社 春宮

■ 起源と歴史
  このお祭りの起源は大変古く平安時代以前とされています。
江戸時代以前は、御柱祭の際には鳥居などを含めてすべての社殿が建て替えられていたとされていますが、江戸時代以降は、御柱の曳き建て、御宝殿が立て替えられるだけになりました。
御柱祭は、1998年の長野冬季オリンピックの開会式に「建て御柱」が披露されたのを機に「長野県無形文化財に指定されました。御柱祭は歴史がありながらこれまで指定されてこなかったのは、1992年の御柱祭まで5回連続して死者が出るなどしていたためのようです。

■ 御柱の担当
 
【 諏訪大社 上社 】
御柱の地区割りは茅野市、諏訪市(上諏訪地区を除く)、諏訪郡富士見町、諏訪郡原村。現在の担当地区割は明治時代に諏訪郡の村別に8地区の枠組みが決められた。  
2004年の担当の御柱は祭り2ヶ月前に、上社本宮での抽籤式に於いてくじ引きで決定された結果、以下のとおりでした。  
 
本宮一之御柱 a茅野市玉川・豊平 前宮一之御柱 a茅野市北山・米沢・湖東
本宮二之御柱 a諏訪市中洲・湖南 前宮二之御柱 a富士見町富士見・茅野市金沢
本宮三之御柱 a原村・茅野市泉野 前宮三之御柱 a富士見町本郷・落合・境
本宮四之御柱 a茅野市ちの・宮川 前宮四之御柱 a諏訪市四賀・豊田

 
【 諏訪大社 下社 】
地区は、岡谷市、諏訪市(上諏訪地区のみ)、諏訪郡下諏訪町 ( 下社の担当地区は慣例により決められており抽選はしない。また、山出し、里曳きで担当の柱は変わる。)  
山出しの担当地区は以下のとおり。  
 
秋宮一之御柱 a下諏訪町(1・2・3・7・9区) 春宮一之御柱 a岡谷市旧市内(小井川・小口・今井他)
秋宮二之御柱 a諏訪市(上諏訪地区を除く全地区) 春宮二之御柱 a岡谷市長地
秋宮三之御柱 a下諏訪町(4・5・6・8・10区) 春宮三之御柱 a岡谷市川岸
秋宮四之御柱 a岡谷市旧市内(岡谷・新屋敷他) 春宮四之御柱 a岡谷市湊

   
  〈 以上 文献等参考 〉
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