御柱祭(正式には式年造営御柱大祭という)は寅と申の年の七年に一度行われ、日本三大奇祭のひとつとされています。(前回は2004年、次回は2010年の開催)
山から樅の大木(本宮・秋宮一之柱が最も大きく、直径約1メートル、長さ約16メートル、重さ約12トン)を、上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮の四つの宮に各4本ずつの計16本を切り出し、地区分担で4箇所のお宮までを、「山の神さま〜・・・力を合わせて〜・・・ご無事で〜・・・おねが〜いだぁ〜♪」、「奥山の大木 里へくだりて神となるヨイサ」などと、木遣りやラッパに合わせて「ヨイッサ、ヨイッサ」の掛け声とともに氏子により曳行され、諏訪大社社殿の四方に建て(建て替え)御神木とする勇壮なお祭りです。
御柱祭は、4月に「山出し祭」、5月に「里引き祭」が行われ、「木落とし」・「川越し」・「建て御柱」などの見せ場が祭を盛り上げます。(下社には川越しはない)
里曳き祭では、「騎馬行列」や「長持ち」・「太鼓演奏」「・花笠踊り」などの出し物もお祭りを華やかにします。 |